完全主義では、 何もできない。

底辺漫画家の森山まみちのブログです。秋田書店ミステリーボニータにて宮沢賢治の物語「銀のノスタルヂア」を不定期掲載。このブログは漫画の制作日誌です。

冷たい雨。

f:id:misatohayashi:20171018203327j:plain

 

 

先日、同じマンションに住む奥さんと

ランチをいただく機会がありました。

 

できたばかりのフレンチ料理屋さんで、

お料理も美味しく、子供のことや、

 

奥さんが留学していた時のことなどを

聞かせてもらっていたとき、

 

 

「そういや、森山さんって、漫画家

だったよね。

コミックスとか出してるの❓」

 

 

と聞かれました。

 

 

 

「いえ、過去に一度出していただいたんですが、

さっぱり売れず、それ以来は何も出していません。

雑誌で描かせていただいているのみです。」

 

 

 

と、さっと答えたけど、

奥さんがあ、不味いことを聞いたかも‼︎という

表情で、

 

 

 

「そっか、漫画もね、大変だよね。

でも絵描けるなんてすごいよー」

 

 

 

とフォローしてくれたのでした。

 

 

そのあとはすぐに奥さんの英語の仕事の話になり、

滞りなくランチの時間は終わりました。

 

 

 

お別れしたあと、外は冷たい雨が降っていた。

 

 

 

今日はちゃんこ鍋を作ろうとスーパーに寄って

食材を買うも、

 

 

「いえ、過去に一度出していただいたんですが、

さっぱり売れず、それ以来は何も出していません。

雑誌で描かせていただいているのみです。」

 

 

 

 

自分で言った言葉が、頭の中でもやもやと

渦巻いていた。

 

 

 

雑誌っていっても、

今は掲載もされていないしなあ。。。。

 

 

 

 

自分って今、どういう立場なんだろう。

 

いつまでこういうのが続くんだろう。

 

 

もっと状況は悪くなるのだろうか。。。

 

私はやる気だけど、運や実力というものもある。

 

今後何も飛躍しないまま

生涯を閉じる可能性の方がぐんと高い。

 

 

そうだとしたら、

 

こういうモヤモヤは、一生続くのだろうか。。。

 

 

一生でこぼこの劣等感とともに

生きてゆくのか。

 

 

わたしは一体、何者なんだろう。。。

 

 

 

その日は、とにかく寒く、雨に打たれながら

早くちゃんこ鍋が食べたい

と一心に思いつつ、

 

 

こういうのを

 

惨め

 

っていうんかな。。。

 

 

と早足で帰途に着いた。

 

 

1日のルーティーン。

 

f:id:misatohayashi:20150220084550j:plain

 

変化を大事にしたい自分は、同じことの繰り返しや、

同じような毎日が苦痛です。

 

これは性格によるものだと思います。

 

 

けれど、仕事においては、日々の積み重ねが大事。

 

 

そこには、少々の体調不良や感情のもつれ、

気分の浮き沈みは通用しません。

 

 

1日、2日の不調で、ライバルに追い越されることが

あり得るのが、この世界です。

 

何年も浮上できていないときは、

気が狂いそうになります。

 

 

自分が仕事でなかなか前進できないのも、

日々の1日の組み立てが不安定で、

ルーティーンを確立していないから

に他ならないと思います。

 

 

確立されていない仕事は、

信頼を得ません。

 

 

先日書いた改善策を

実際に毎日の行動に写すには

どうすればいいのか、

 

そして、もっとも自分が

いいパフォーマンスで毎日仕事ができるか、

1日をうまく生きたといいきれるか考え、

1日のルーティーンを作ってみました。

 

 

以下、明記したものが

延々と続くので、ご注意下さいませ。

 

 

f:id:misatohayashi:20170319191111j:plain

 

 

 

 

 

四時に起床。

うがい、手洗い、歯磨き

夜に仕込んでおいたデトックスウオーターを飲む。

 


今日のブログを打ちつつ、
スコーンと温かいお茶をのむ。

 


顔洗う。眉毛かいて、コンシーラーで汚い肌の部分かくす。
リップ塗る

ご飯の御釜に火を入れる

 


トレーニングウェアに着替えて
隅田川へ。

早足ウオーキング
階段トレーニング、
瞑想
ストレッチ、深呼吸

 

雨の日はマンションの階段を利用する。

 


五時すぎに帰宅後 、シャワーで汗を流す。


今日の服を選ぶ


スキンケア
メイク
ヘアセット

 

 

六時前にご飯作り。
お味噌汁作り。
朝ごはんに必要な食品は常時ストック。

自分の気持ちが上がるメニューを作る。
目指すは 旅館の朝ごはん。

 

パンの時も、野菜は充分とるようにする。


娘と私用にスムージーを作る。

 

 


子供を起こす。

6時半朝食。

 

食器洗い。
食後の歯磨き。マウスウオッシュ。


子供のお洋服着替えと、
髪を結ぶ。

 


7時20分、主人と娘出かける。

 


ここから40分の間に、

お洗濯
二日に一度シーツ取り替える。
マシューのケージ掃除、ごはん。
ムームーの様子を見る。
クイックルワイパーかける。
トイレ掃除。
玄関を清め、お香を焚く。

 

 


八時から 作画にかかる。

 

 
常にアロマオイルをたく。
作業に集中しやすいよう、
お気に入りのチョコレート、ミルクテイー
を常備しておく。

 

 

 

  

 

日中は作画は、
ポモドーロテクニックを使う。

25分単位で1つの作画を作れるよう

訓練する。



 

午前中が勝負なので、
漫画以外は何もしない‼️
大体の作画は午前中に片付けるようにする。

この4時間が勝負。

 

完全を求めない。

 

 

 

集中がなさそうな日は早めに外で描くと判断し、

喫茶店に出かけて描く。

とにかく進ませる。

  


午後、作画しながら晩御飯の仕込み。
買い出しは3日に一度、午後を狙って
1時間少しで済ます。

行きたくなかったら作画を優先させる。

 

 

保育園に預けている間しか

作画はできないので、

とにかく漫画優先。

 

 

午後になると

ぐっと集中が落ちるので、頭で考えることはやめて、

ひたすら手を動かす作業に徹する。

眠気防止に将来描きたい作品に関する

ドキュメンタリーや映画を流す。

 

 


作業が終わりはじめる夕方四時ごろに
明日の作業の確認と、資料をしっかり収集して
頭でしっかり原稿の画面プランをイメージしておく。
翌朝本番にすぐ取り掛かれるようにする。

 


仕事時間はトータルで7、8時間。

 


夕方五時にマシューのケージ掃除、ごはん。
ムームーにごはん。

 


夕方五時半すぎ、子供を自転車で迎えに行く。

お惣菜の日は買って帰る。

帰宅後、15、20分でお料理。
お風呂のお湯を入れる。

 


6時45分に晩御飯。

娘と遊ぶ。

明日の保育園の準備

 

お風呂に入れて、グルーミング。

 

絵本を読んで
八時すぎに布団に招きよせ、寝かせる。

 

主人の帰りが早い時は寝かしつけてもらう。

 

 

 娘が寝入ったあとは、

持病の薬とサプリメントを飲む。


そのあと、すぐにお風呂に入る。
外部や仕事をシャットアウトして、
一人きりのノンビリ時間。


キャンドルをつけて、湯船に浸かる。

長風呂は苦手でも、お湯にはつかるようにする。


お風呂への嫌悪感をなくすために、
大好きな入浴剤、頭皮マッサージ
ボディブラシを購入する。
少しでもお風呂の負担を軽くするため。

 

スキンケア、
頭と肩周り、
足つぼ、足のマッサージ。
ストレッチ

 

 

何も考えない無の時間を過ごす。

その日の疲れを溶かす。

 

 

 

主人の帰宅が遅ければ

メモを残して

 


9時すぎに就寝。

 

 

 

以上。

 

 

 

 

 

四時起床からして

ハードル高すぎやろ、とツッコミを

いれたくなりますが、

これが理想の1日。

 

四時は無理でも

これに近い生活を続けて行けば、

何かが動くのではないか、

とも思います。

 

限られた時間を

1人で無理なく作画をしてゆくために

ルーティーンは必要不可欠かもしれません。

 

 

多くの漫画家が陥いる

不安定な毎日は、

何年後かには、必ずや破綻を招きます。

 

 

自分は主婦でもあるので、

漫画という創造の魔界に引きずり込まれると、

浮上できないことになりかねず、

家族に迷惑をかけてしまう可能性があるので

それは絶対に避けねばなりません。

もしそれに陥ってしまうと、もう最後だと思います。

 

 

 

また、作画の総量を見積もらず

描き続けることは、

自分にとっても不安でなりません。

 

 

私はとにかく、いい仕事がしたい。

それでお金を毎月いただきたい。

 

 

それを叶えるには、これら書き記したことを

行う努力と自制心が

今の自分には必要だと思います。

 

 

自分を変えるには苦痛や反発が

伴いますが、

 

たとえば十年前、デビューしたときと

同じ位置にいるとしたら、

それはこの十年、自分の努力が足りなかった

ということであり、

それでは次の十年をどう変えてゆくか、と

己に問うたとき、

もう根本から変えてゆかなければ、

道は残されていないだろうと思うのです。

 

 

 

作画の反省と対策。

f:id:misatohayashi:20171015003818j:plain

 

 

次の作品をできるだけ早く

集中して取り組めるよう、

ここ数日で対策を考えました。

 

 

 

以下、今回の作画の反省と対策です。

 



① 作画期間が異様にかかってしまった‼️


前回が三ヶ月だったのに、今回は三ヶ月二十日かかった。

 

 

対策

 


短期決戦でゆく
1ヶ月半〜2ヶ月目標。


一日 下絵に4、5枚 目標

人物ペン入れ 一日5枚

背景もペン入れ 一日 5枚

ここで 消しゴムかける


ベタ、タッチ 、影など 一日 2枚
このときホワイトもいっしょにかける。

 

下絵に時間をかけない。

ペンと勢いで勝負。

鮮度を大事にする。

 

 

 



② 私のモチベーションが低い時が多く、
原稿から逃げた姿勢のときが多かった。

 

対策

 


原因は今回の作品の 中盤、魅力のある内容が少なかったから
自分の苦手な絵がたくさんあったから

 

 

モチベーションが低くなるときはかならずくる。
脳が作業に飽きたとき。

その場合は描けるところから埋めてゆく。

ただ、手を休めてはならない。スピード大事。

 

いやなところこそ、短時間でカタをつける。

 


短期決戦で集中して描くことにシフトしていく。

 

 

1週間のうち一日は休む。

 

 

1週間ごとに一工程が終わるように
仕向けて行く。
終わっていっているという充実感を
感じるため。

 


集中が散りやすいときは、外に出て
喫茶店に行って描く。

大学のフリースペース、イタリアントマト、

スタバ、ガストなど、いくつかフィールドを確保しておく。

 

 

できれば原稿と下敷きボード、ペンを持ち歩く。

いつでも空き時間に手を動かせるよう。

 

 

ポモドーロテクニックを使って、時間を区切ってつくってゆく。

 


 
③無駄な 作業がとにかく多い。


何度もタッチをつけたり、ネームから原稿に起こすのに、
下絵の段階が長かったり。
最後まで抜けているコマも多々あった。

 

 

対策

 


無駄作業は徹底して省く。

 

 

コマ割り、下絵のトレースと一緒に下絵もかく

 

 

あくまでペン入れが勝負なので、
下絵に時間を費やさない。

 

消しゴムはすぐかけると水性ペンは薄くなるので
気をつける

 

 

下絵の時に必ず背景も一緒に入れる

面倒だからといって後回しにしない。

 

 


今日やる背景の資料は、前日に用意しておく
これはかけるという自信がつくまで
用意は抜かりなくかかる。
すぐにかかれるよう、資料ファイルと原稿はセットにしておく。

 

 

背景のペンが終わると消しゴムをかける

消しゴムはすぐかけると水性ペンは薄くなるので
気をつける

 


それからタッチづけ。
タッチづけは一度きりにする。
タッチと一緒にホワイトもやっておく。

 

 

 

④ 時間を無駄にしていることがあった。


夜も作画できる時間があるのに、ネットを見てしまったり。

 

 


夜は基本作画はしない。
午後、夕方以降はもう作業は進まないものとして認識する。

朝が勝負。

 

なので、夜は自由に過ごして良い。

といっても、時間は限られているのだが。

 

 

 

 



⑤ 体調管理が不安定。


夜更かし多い。翌日の日中ぼんやりして原稿進まず。

 

 

対策

 

まずは、体調管理も仕事の1つという

高い意識を持つ。

 


一日に7時間睡眠、必ず確保する。
生理前後は8時間。
夜の10時までには眠る。

もう娘と一緒に眠るくらいの時間帯でもいいくらい。

 


午後に15分のパワーナップを行う。

 

体力をつけるために、
朝に運動を始める。

できればiPodとイヤホン購入。

 


朝ごはんをしっかり食べる。

毎日のご飯作りは本当に大変だが、

本当に食べたいもの、身体が欲しているものを

多少高価でも購入して調理する。

 

 

腸をいたわって、温かくする。

 


家事の負担を平日減らすべく、

精神的にきついときは夕食はお惣菜にたよる。

その時こそ、自分の食事はおろそかにしない。

 

 

食べる寝る運動大事。

 

 

 

以上。

 

 

私には、スピードが足りない。

そこを大改善したい。

 

ただ、質量が多く、線がぎっしりの作風なので、

時間がかかるのは確か。

逆に、それがなければ自分の作品ではなくなる。

 

ならば、時間の確保はとても重要。

 

 

空き時間など、あらゆるシーンで原稿に取り組めるよう、

持ち歩けるツールが必要だとも感じました。

 

 

 

これらの改善点は、

書いたはいいが、なかなか覚えきれないので、

コピーして机のそばの壁に貼っときます。(^_^;)

 

運動会。

f:id:misatohayashi:20171014105610j:plain

 

なんとかかんとか

娘の運動会へ行ってきました。

 

母は撮影係で

 

f:id:misatohayashi:20171014095725j:plain

 

お父さんは頑張って競技に出ました。

 

そして派手に転びました💦

 

大丈夫。。。❓💦

 

とても賑やかで楽しそうにみんな競技していたので、

こちらも気がまぎれました。

 

 

f:id:misatohayashi:20171014112940j:plain

 

 

お弁当は作れなくて、健康食バイキングへ。

 

すみません。(T_T)

 

でも美味しかったです✨

 

 

 

昨夜は全然うまく眠れなかったので、

帰宅後は、娘と3時間どかっと昼寝しました。

 

 

元気が出てきて、

ちゃんと生活しなきゃな、という気持ちになれました。

 

うん、頑張らなきゃね。

 

 

さて、これから夕食を作ろう。

 

 

今夜はミネストローネと、真鱈のホイル焼き。

牛肉の生姜煮込み。ビネガードレッシングのサラダです。

 

 

当たり前でなくなる日。

f:id:misatohayashi:20171013220303j:plain

 

 

昨日のリスト消化は以下。

 


✔️① 銀のノスタルヂア 4回のコピー
105パーセントに拡大。

② いらない資料コピーの処分
✔️③今回の反省点の分析、改善策
✔️④第四回の 作画のざっくりとした進行計画。

 

 

夕方バタバタしていたため、資料の整理、処分ができませんでした。

 

 

今日の午後に昨日できなかったことをやる予定です。

 

 

そして今日は保育園の運動会です。

 

 

 

。。。正直、運動会に行く心の元気がありません。

 

 

1人にさせてほしい。

 

 

けれど、己の義務は待ってはくれず、

娘も死というものはまだ理解できず、

昨夜はハツカを郵便局でさようならした後は、

普通に毎日が過ぎる。

 

自分の方は、心ここにあらずで

なんだか頭に油膜がはったよう。

身体が勝手に動いてくれていたような。

 

 

。。。。楽しめないよ、こんなんで運動会なんて。

 

 

でも、頑張ろう。

仮面をかぶってでも母を演出しなければ。

(ああ、やっぱり「お母さん」というのは、

その人本来を指すのではなく、立場とか仕事なのだな。)

 

 

 

f:id:misatohayashi:20171013220029j:plain

 

写真は昨夜のマシューとムームー。

 

ムームーも同じマウスなので、

もう寿命のラインに入っています。

いつ旅立ってもおかしくないの。。。

 

 

マシューは今月3歳を迎え、シニアに突入。

 

 

2人ともお爺ちゃん。

 

 

昨夜はしばらく2人を眺めていました。

 

 

わたしは、みながずっと元気でいてくれると

思い込んでいたふしがあります。

 

ずっと同じ毎日が続くのだと。

 

ハツカが亡くなって、それは

単なる錯覚であることを思い出しました。

 

 

いつかは、当たり前が、

当たり前でなくなる。

 

 

その日は必ず来る。