下町イーハトーブ。

漫画家森山まみちのブログです。秋田書店ミステリーボニータにて宮沢賢治の物語「銀のノスタルヂア」を不定期掲載。只今育児休暇中。2016年6月より制作再開です。

火曜日は絵本の日。その3

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今日紹介したい絵本は有名すぎるこちら。

 

 

きいろいのは ちょうちょ (五味太郎・しかけ絵本 (1))

きいろいのは ちょうちょ (五味太郎・しかけ絵本 (1))

 

 のどかな春。

男の子が黄色のちょうを追いかける。

あみでぱっ!ととらえた瞬間、きいろのちょうは実は・・・。

 

五味太郎さんのウィットに富んだ素晴らしいしかけ絵本

 

お・・・おもしろい・・・!!Σ(`д`ノ)ノ

 

かわいい絵柄も感動ですし、個人的に男の子がつぶやく

「きいろいのは ちょうちょ・・・・じゃない!!」

という言葉もおもしろおかしくて、ついつい笑ってしまいます。

そのしかけの巧みさに、大人も「え?え?」となります。

 

1983年初版なんですね。

この本、小さいころに読みたかったなあ。よんでいたら今より絶対遊び心が発達していたろうになあ。この本が読める子供たちがうらやましい。(笑)

 

 

 

もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

 

 

実は、この本をはじめて読んだとき、その面白さに気づくことができませんでした。

 

もこ もこもこ。

ぎらぎら。

ぱちん!

 

・・・といった単純なオノマトペと、抽象的な絵。

 

「面白いよ!この絵本よくできてる!」という家人の反応に

「え・・・あ・・・そう・・・だねえ・・・」としか相槌がうてませんでした。^^;

 

けれど日々読み返してゆくうちに、単純な「ことば」に対する感受性は、一定の認識というものがあるのだな、と感じるようになりました。

読み聞かせしやすいので、我が家では非常にリピート率が高い一冊でもあります。

 

たしかに、「もこ もこもこ」はこういう感じだ。

「ぎらぎら」は熱そうなこんな絵だ。

「ぱちん!」はこんな雰囲気だ。

 

オノマトペって面白いですね。

個人的な意見ですが、この絵本は宮沢賢治っぽい。

彼もたくさんの童話や詩の中にオノマトペを駆使し、自然の動きを言語化することに精力を注いだ作家でした。

そして生前、まさにこの絵本のような抽象画をのこしています。

 

 

 

作者の谷川俊太郎さんも詩人。

 

「ことば」の感じ方は多種多様でいいと思うけど、その基本的な感じ方をこの絵本が教えてくれる。。。そんな気がします。