下町イーハトーブ。

漫画家森山まみちのブログです。秋田書店ミステリーボニータにて宮沢賢治の物語「銀のノスタルヂア」を不定期掲載。只今育児休暇中。2016年6月より制作再開です。

火曜日は絵本の時間。その7

f:id:misatohayashi:20160526160530j:plain

 

娘はこのあいだ、生後一歳と3か月を迎えました。

 

おそるべし魔王の一歳。

家のあちこちを探検しては押し入れの瓶を物色し、机の書類を食べ、

ティッシュをどんどん箱からだし、テーブルの食器を奪おうとし、

玄関のおちているゴミをひろって口に入れようとする・・・・

 

なぜお子様というものは、「ここはやってくれるな」と思うところを

わざわざピンポイントに狙ってくれるんでしょうか。

なにか電波がついてんでしょうか。f^_^;)

 

 

 では今日の2冊を読んでみたいと思います。(^人^)

 

 

あめ ぽぽぽ (はじめてであうえほんシリーズ)

あめ ぽぽぽ (はじめてであうえほんシリーズ)

 

 

日本の四季を言葉と鮮やかな色使いのウェブイラストで魅せる絵本シリーズ。

雨の章です。

 

歌人の方が文を書いているので、どこか詩的な言葉遣いです。

 

かさに雨が落ちる音を ぽぽぽぽぽ

濡れた砂場に足を踏み入れる音を  じゃくじゃくじゃくじゃく

お母さんが廊下をスリッパで歩く音を すい すい すい

 

独特の、それでいて的確な音の表現。

 

日本語って面白いなあ。

文学的な雰囲気が漂いますが、オノマトペが多様なので、

1歳児でも読み聞かせできるのではないでしょうか。

 

他にも春夏秋冬の章があり、こちらも読んでみようと思っています。

 

 

さわさわ もみじ (はじめてであうえほんシリーズ)

さわさわ もみじ (はじめてであうえほんシリーズ)

 

 

 

ほわほわさくら (はじめてであうえほんシリーズ)

ほわほわさくら (はじめてであうえほんシリーズ)

 

 

 

うみざざざ (はじめてであうえほんシリーズ)

うみざざざ (はじめてであうえほんシリーズ)

 

 

 

ゆき ふふふ (はじめてであうえほんシリーズ)

ゆき ふふふ (はじめてであうえほんシリーズ)

 

 

タイトルの絵だけみても奥ゆかしいですね(^.^)

 

 

 あと一冊は古典を。。。

 

 

おおきなかぶ―ロシア民話(こどものとも絵本)

おおきなかぶ―ロシア民話(こどものとも絵本)

 

 

日本の民話を紹介できないのは悔しいところですが、

子供のころ、うちにもありましたこの本。

小学校の国語の教科書にも載っていました(^_^;)

 

何十年も愛されている王道中の王道。

 

この本の素晴らしいところは

 

絵がずば抜けてうまいこと。

読み応えのある良書なのに、安価なこと。

長い文章を飛ばして読んでも、

 

おじいさんがカブをうえました。

カブはなかなか抜けません。

おじいさんはおばあさんを呼んできました。

うんとこしょ  どっこいしょ

 

この必要最小限のセンテンスさえ繰り返し読めば

1歳児にも伝わること、でしょうか。

 

めんどうなら

 

うんとこしょ  どっこいしょ

 

だけでもいいと思います。

 

絵が全て語ってくれる、そんな本です。

大きなカブといえば、この絵しか考えられません。

 

カブを引っ張るおじいさんのデッサンが素晴らしい。

本当に引っこ抜けないんだなということがよくわかります。

私も練習で模写したいくらいです。((((;゚Д゚)))))))

娘も「なにかちらこれ❗️」という感じで

絵の迫力に見入っていました。

画家の方はこの絵を描くのに相当苦労したという

ことをネットの記事で読みましたが、

選び抜かれた線、というものはここまで力強いものなのかと

改めて勉強になりました。

 

 

 あと、個人的に好きなところは自分の植えたカブが

見事に成長したのを見て嬉しがるおじいさんの絵です。

 

親指立ててコサックダンスしてるんですよね〜ε-(´∀`; )

若いよじいちゃん。

 

横長の本のスタイルをここまで最大限に生かした作品は

他にないでしょう。

画家の方はトルストイを超えたと思います 笑