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下町イーハトーブ。

漫画家森山まみちのブログです。秋田書店ミステリーボニータにて宮沢賢治の物語「銀のノスタルヂア」を不定期掲載。只今育児休暇中。2016年6月より制作再開です。

火曜日は絵本の時間。その12 ~夏編~ 

 

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夏!ですね。

 

夏に見合う写真がなかったので、フリー画像を拝借させていただきました。(≡゚∀゚≡)

 

夏を満喫できていない人間、それは自分です。(≡゚∀゚≡)

 

しかし・・・せめて想像の世界では、それこそ騒音のように鳴きつづけ、

青空を謳歌しているアブラゼミのごとく夏を満喫したいもの。

 

 

我が家でもぞくぞくと夏を題材にした絵本を入手中です。(*’v`)b

 

 

なかには大人でも感動するものがあったりして買ってよかった~

と思える本もあったり。

 

最近紹介できていなかったものも含め、急ぎ足ですが紹介します。

今回は星をつけてみました。

創作というものは受け取る側の感性によって感動はさまざまなので、

そもそも比べるものではなく、星をつけるのも野暮だと思っているのですが、

本を購入する時に、頼りになる指標の一つが星でもあり。

お金がかかると、どうしてもシビアになりますものね・・・。

あくまで個人的感想としてみていただけましたら幸いです。

 

 

★☆☆☆☆・・・買うべきではなかった・・・とほほ。

★★☆☆☆・・・・うーん、残念。

★★★☆☆・・・自分としては微妙だが、子供にはうけた。

★★★★☆・・・・買ってよかった!たのしーい!!

★★★★★・・・・文句なしの名作。人にもお勧めできるし、子供も私も感動。

 

 

 

 

うみざざざ (はじめてであうえほんシリーズ)

うみざざざ (はじめてであうえほんシリーズ)

 

  ★★☆☆☆

 

日本の四季と、日本語の響きの面白さを生かした、文学的な香りが漂う本。

 

以前紹介した「あめぽぽぽ」のシリーズの夏編です。

 

あめ ぽぽぽ (はじめてであうえほんシリーズ)

あめ ぽぽぽ (はじめてであうえほんシリーズ)

 

 

少年が初めておとずれる海。

 

足元にたゆらう白波。ざっぱーん。

ぷかぷか、ゆうらり、浮かぶ浮き輪とボク。

 

静かでのんびりした夏の一日。

ただ、「あめぽぽぽ」と比べて、少し物足りないものもあったかな。

 

NHK教育テレビの「にほんごであそぼ」にもすこし通じるニュアンスかも。

 

 

 

なつのおとずれ (PHPわたしのえほんシリーズ)

なつのおとずれ (PHPわたしのえほんシリーズ)

 

 

 ★★★★☆

 

名作、「だるまさんが」シリーズで有名のかがくいひろしさんの隠れた傑作!!

 

この本ほど読み手の力量を試される本はないです。(笑

 

かたつむりの天気予報によって、梅雨明け宣言がなされる直前、

「あ、よんでる」

とソフトクリーム、蚊取り線香、金魚、とうもろこし、扇風機、すいか・・・

もろもろの夏の風物たちが、ダッシュでかけっこして太陽までゴールインするという奇想天外ストーリー。

その方法も、ながしそうめんのじっちゃんの、ながし滑り台によってひゅるる~~と滑って太陽の口の中まで落ちてくるという・・・・・(笑

 

とにかくヘンテコなストーリー展開で、この奇想天外さは作者の感性なのでしょうね。

おまけに使い分けなければならない声優も多いし(笑)

文字のフォントもさまざまだし、読む方は非常に苦労するのですが、

なんだろう、読み終わった後、とてもとても爽快になります。

ああ!!夏!!きたぜ!!!みたいな。

 

すきだな~~かがくいさん・・・・。

 

個人的に大・大・大好きな絵本です。

 

 

はなびドーン (とことこえほん)

はなびドーン (とことこえほん)

 

 

 ★★★☆☆

 

先日、隅田川の花火大会だったので、その前に「花火とはなんたるものぞ」

ということを教えたいなあ、と思い購入しました。

 

「シューン シュシューン」

「パーン  パパパーン」

「は・な・び!」

 

という簡単な言葉で、絵で花火を表現しているので、

小さいお子さんには楽しんでもらえると思います。

 

 

くずかごおばけ (せなけいこ・おばけえほん)

くずかごおばけ (せなけいこ・おばけえほん)

 

 

 ★★★★☆

 

親子でファンのせなけいこさんの絵本。

 

実はせな先生は「おばけえほん」と称して、おばけを題材にしたシリーズ絵本を

10冊以上出しています。^^

 

本作はなんでもかんでも、「こんなもの、いらないわ!」

と、ぽい捨てしてしまう女の子が、

くずかごの中に閉じ込められて、ロウソクの周りを恨めしそうに回っている

捨てたモノたちから、恐怖の制裁をうける・・・というお話。

 

現代風ではなくて、昔の着物をきたおかっぱの女の子が主人公。

日本人形、ぞうり・・・といった古風な「もの」がモチーフになっていて、

女の子がさらわれる絵も、大きな黒い手ががぶりとその子を飲み込むんですが、

インパクトがあって、そこがよかった。

 

切り絵の迫力が素晴らしくて、娘も釘付けになって見ています。

 

次は同じシリーズのこの本を狙っています。^^

 

おばけいしゃ (せなけいこ・おばけえほん)

おばけいしゃ (せなけいこ・おばけえほん)

 

 

せな先生のこういう感覚が好き。(*´ェ`*)

 

 

 

なつのいちにち

なつのいちにち

 

 

 ★★★★★

 

この絵本、すっごくいいです!!!!

 

少年の夏の一日を追った絵本。

男の子の夏のドリームといえば、カブトムシ、クワガタ。

 

そいつを狙って緑なす田園を走り、くさい牛舎をつきっきり、ゲンジの谷まで走る。

 

「まってろよ!! でっかい クワガタムシ!」

 

登場人物は、少年と、一面に広がる夏の風景。

 

カモメが舞い飛ぶ遠景の構図や、草むらをかきわけ走るあおりの構図・・・

どれをとってもカメラワークが完璧でカッコイイ。

まるでドラマのようです。

 

しかし、クワガタはいくらとろうとしても、なかなか捕まえられない・・・。

 

男の子のクワガタハンターにかける意気込みがのり移り、

読み手の自分にも熱がこもります。(笑

言葉も少ないので小さいお子さんにも読んであげれるのではないでしょうか。

 

各メディアで絶賛の本著ですが、まったくそのとおりだと思います。

 

これぞ、夏。(笑