娘は普段のやんちゃっぷりが戻り、ごはんもオムレツを手掴みで
モシャモシャ完食できるほどに戻りました。^ - ^
私の方はこの休日中は家人に育児を全任せし、自分の病院へいくのと、
神さんと仏さんにお花を買う以外は、 ひたすら寝室で安静にしていました。。。
ありがとう、家人。( ; ; )
写真はタイの蘭。
スーパーで100円の半額で売られていたのがなんだか物哀しくて
最後の二束を買いました。
けれど、異様なことに、お皿に水を入れて仕事部屋で飾っていたら、
それから二週間以上持ちました。。。。
なんという生命力。
作業中、タイ蘭をみるたびに
「あなた、つわものね。。。。❗️」
と、その猛々しい濃ゆいピンク色にやられそうになっていたのですが。。。
病気で数日間部屋を空けていたら、静かに枯れておりました。
枯れても、花は美しい。
むしろ枯れた方が、静謐な深みが出ていいですね。
もうそこに精霊はいないのだけど。
そして。。。。
だいたいこの時期になると、里山が恋しくてなりません。
コンクリートのマンション。13階。
朝は工事現場の音、運送の倉庫の大きなシャッターが開く音で目が覚める。
保育園へは、うちを出てすぐ、巨大ポンプ場の大工事現場を横切り、
轟き叫ぶような高架線の下をくぐり、墨堤通りと呼ばれる大通りを線路沿いに歩く。
京成線とスカイツリー線が走る踏み切りを渡って、少し歩き、
紙の廃棄工場の前を通ったらやっと、桜並木の小さな住宅街へ出る。。。。
うちの周りは倉庫、工場、工事現場、路線が密集しているので、
歩いていても息苦しい。神経に触るというか。
まるでお掃除されずに手つかずの、苔でびっしり緑色になっている水槽で
泳いでいる金魚を見ている時のような息苦しさ、というのでしょうか。
。。。。東京は、しんどいな。
だれもが憧れる都だけど、かつてはわたしもここで羽ばたけるかと
夢を見た少女の時期があったけれど、
便利な世界は息苦しい。
これが先進国の、G7の、首都と呼ばれるところなんだな。
ここで人は生まれ、老いて死ぬ。
元来古から広がっていた、土の香りをほとんど嗅がずに。
どんな高層マンションでも、タワーマンションも、
私にとっては遊園地としか思えない。
畳がはげかかっても縁側のある民家、すぐ足を下ろしたら土を踏める、
そんな場所に住みたい。
人の息。家の息。花の息。
命の息は息吹。
窓から見えるスカイツリーのあやうく廻る光が、
いまにも消えそうで、なんだか哀しい夜。
。。。。。我儘なことを、つらつら述べてすみません。