招きの福猫

漫画家の森山まみちのブログです。秋田書店ミステリーボニータにて宮沢賢治の物語「銀のノスタルヂア」を不定期掲載。このブログは漫画の制作日誌です。

火曜日は絵本の時間 その24

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久しぶりの絵本の感想です。

 

この頃絵本を買うことが少なくなり、反省。 

読ませるのは変わらずやっているのですが。。。。

 

けれど、2歳5ヶ月になり、少々長い文章も聞けるようになった子供に合わせて、

絵本のバリエーションも増えてきた気がします。

 

以下、最近購入したもので、素晴らしい作品を紹介。

あくまで個人的感想ですので。

 

 

 

ねこのはなびや (えほんあらかると)
 

 

★★★★★

 

大迫力〜‼️

で子供がきっと食らいつくであろう花火絵本。

ねこたちが競って花火を打ち上げるお話なのですが、

すっごく絵が綺麗でオススメです。

特に、終盤のナイアガラの滝には息を呑みます。

 

こんなに面白い作品なのに、廃盤なのがひどく残念。

多くの子供が楽しんでくれること間違いない傑作なので、

再販を心より望みます‼️

 

 

はじめてのおつかい(こどものとも傑作集)

はじめてのおつかい(こどものとも傑作集)

 

 

★★★★★

 

はじめて「社会」に出て行く子供の心情を、

とってもよく表現している名作中の名作だと思います。

 

絵も子供のひとりで立ち向かわねばならない不安な立場を、

節度と距離を保ってあたたかい眼差しで描かれていて、

なんて心の優しい作家さんなのだろうと、とっても感動しました。

 

「おつきさまこんばんは」や「おふろだいすき」の

作者さんで、「魔女の宅急便」の押絵も描かれていたのですね。

ちょっと感動。

 

 

おつきさまこんばんは―くつくつあるけのほん4 (福音館 あかちゃんの絵本)

おつきさまこんばんは―くつくつあるけのほん4 (福音館 あかちゃんの絵本)

 

 

 

おふろだいすき (日本傑作絵本シリーズ)

おふろだいすき (日本傑作絵本シリーズ)

 

 

 

 

ぐるんぱのようちえん

ぐるんぱのようちえん

 

 

★★★★★

 

ザ、ニート撲滅を謳った名作。

ぐるんぱは偉い。

何度職場を追い出されても働き続けているのだから。

わたしだったら、もしぐるんぱの立場なら、

それこそボロボロになって

汚くくさくなって滅びてしまうだろう。。。

 

 

がまんのケーキ

がまんのケーキ

 

 

★★★★★

 

かがくいひろし先生の遺作。

相変わらず笑わせていただきました。

ケーキを食べるのを我慢して待つ鯉と亀の掛け合いが

漫画チックで面白いです。

 

こういうユーモアは大事にしないとなあ、と

とっても学ばされました。

 

 

 

ちょうちょの本 (はじめての発見)

ちょうちょの本 (はじめての発見)

 

 

★★★★ 

 

写真の技術って、こんなに鮮やかに進歩しているのか‼️

とびっくりした科学本。

15年も前の作品なのに、今見ても目がさめるほど美しいのです。

 

 

 

もりのなか (世界傑作絵本シリーズ)

もりのなか (世界傑作絵本シリーズ)

 

 

★★★★

 

実際読んでみると、この世に存在するあらゆる絵本のお手本は

本著なのではないか、と惑うほどに決定的な力強い構成力のある作品。

 

この名作中の名作を、子供の頃持っていたにもかかわらず、

親が読み聞かせが苦手なうえに、子供ながらにわたしも

「白黒やし、ワンパターンが多いな。。。文字も多いな。。。」

という理由で全く読了せずにこの歳まできてしまいました。

 

あの頃、この本を読めていたら、どんなにか「寂しさ」について

感じ取ることができたでしょうか。

 

大人でも、一度読んだだけでは本著のすごさを咀嚼できない。

とても多面的に考察できるし、あらゆる角度から語れるほど、

テーマは不透明です。

 

けれどラストに感じるちょっとした寂しさと、

不思議な体験をしたキラキラした感動は、ひどく後を引きます。

 

 

 

娘に読んでみると、2歳児にとっては長めであるにもかかわらず、

しっかり聞いてくれて嬉しかったです。

 

 

復刻版 ちいさいモモちゃん(3) あめこんこん (講談社の創作絵本)

復刻版 ちいさいモモちゃん(3) あめこんこん (講談社の創作絵本)

 

 

★★★

 

実は、子供には不評の本なのですが、

デザインの視点からみると、ものっすごくお洒落な本なのです。

ぐるんぱもそうなのですが、

六十年代の絵柄って、なぜこんなに可愛いのでしょうね。