完全主義では、 何もできない。

底辺漫画家の森山まみちのブログです。秋田書店ミステリーボニータにて宮沢賢治の物語「銀のノスタルヂア」を不定期掲載。このブログは漫画の制作日誌です。

冷たい雨。

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先日、同じマンションに住む奥さんと

ランチをいただく機会がありました。

 

できたばかりのフレンチ料理屋さんで、

お料理も美味しく、子供のことや、

 

奥さんが留学していた時のことなどを

聞かせてもらっていたとき、

 

 

「そういや、森山さんって、漫画家

だったよね。

コミックスとか出してるの❓」

 

 

と聞かれました。

 

 

 

「いえ、過去に一度出していただいたんですが、

さっぱり売れず、それ以来は何も出していません。

雑誌で描かせていただいているのみです。」

 

 

 

と、さっと答えたけど、

奥さんがあ、不味いことを聞いたかも‼︎という

表情で、

 

 

 

「そっか、漫画もね、大変だよね。

でも絵描けるなんてすごいよー」

 

 

 

とフォローしてくれたのでした。

 

 

そのあとはすぐに奥さんの英語の仕事の話になり、

滞りなくランチの時間は終わりました。

 

 

 

お別れしたあと、外は冷たい雨が降っていた。

 

 

 

今日はちゃんこ鍋を作ろうとスーパーに寄って

食材を買うも、

 

 

「いえ、過去に一度出していただいたんですが、

さっぱり売れず、それ以来は何も出していません。

雑誌で描かせていただいているのみです。」

 

 

 

 

自分で言った言葉が、頭の中でもやもやと

渦巻いていた。

 

 

 

雑誌っていっても、

今は掲載もされていないしなあ。。。。

 

 

 

 

自分って今、どういう立場なんだろう。

 

いつまでこういうのが続くんだろう。

 

 

もっと状況は悪くなるのだろうか。。。

 

私はやる気だけど、運や実力というものもある。

 

今後何も飛躍しないまま

生涯を閉じる可能性の方がぐんと高い。

 

 

そうだとしたら、

 

こういうモヤモヤは、一生続くのだろうか。。。

 

 

一生でこぼこの劣等感とともに

生きてゆくのか。

 

 

わたしは一体、何者なんだろう。。。

 

 

 

その日は、とにかく寒く、雨に打たれながら

早くちゃんこ鍋が食べたい

と一心に思いつつ、

 

 

こういうのを

 

惨め

 

っていうんかな。。。

 

 

と早足で帰途に着いた。