マンガ道。

漫画家森山まみちのブログです。秋田書店ミステリーボニータにて宮沢賢治の物語「銀のノスタルヂア」を不定期掲載。こちらは主に私的日記です。

津川雅彦さん。

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津川雅彦さんが旅立ってゆかれました。

 

津川さんといえば、

自分が一番最初に印象に残った作品は

子供の頃に見た

天と地と」の武田信玄だったかと思います。

鎧の赤がとにかく映える迫力の信玄でした。

 

 

そして、大人になって観た

伊丹十三監督の、一癖も二癖もある

キャラクター。。。

 

特に「あげまん」が好きだったなあ。

 

 

 

絵は新藤兼人監督版の「濹東綺譚」より。

 

若いころ、手当たり次第近代文学作品の映画を

見ていた中で、

 

特に異彩を放っていた永井荷風像でした。

 

飄々とした偏奇な荷風の人間像を的確に表現し、

しかも憎めない捉えどころのない性格まで

熱を持った演技がとても印象的だった。

晩年も本人がのりうつっていたようでした。

 

また津山さんの荷風が観たいです。

 

 

あと、今日知ったのですが、

溝口健二監督の「山椒大夫」の厨子王役だったのですね。。。

子役の頃から凄い作品に出られていたのだなあ。。。と

膨大な履歴とスクリーンやテレビでみる圧倒的な存在感に

もう演技が見れないのかと思うと寂しく感じます。

 

 

 

 

今年は昭和を代表する映画人が次々と旅立ち、

なんともいえないもどかしさを感じます。

 

けれど、作品は永遠に残りますものね。

 

 

 

津川さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

 

今まで素晴らしい迫力ある演技を本当に

有難うございました。