マンガ道。

漫画家森山まみちのブログです。秋田書店ミステリーボニータにて宮沢賢治の物語「銀のノスタルヂア」を不定期掲載。こちらは主に私的日記です。

無の時間。

先週の金曜日から、明日まで四日間、

父子は横浜の実家に里帰りしている。

 

とってもありがい1人になれる日が

4日も頂けた。

 

 

主人も娘も義父母もわたしが1人が好きな

変わり者であることを認めてくれている。

 

それに、嫁がいるより息子と孫だけの帰省の

方があちらも気楽に違いない。

主人にとっても親に甘えられるので気が休める。

 

お互いウィンウィンの時間を過ごせている。

 

 

この三日間、何をしていたかというと、

 

ずっとYouTubeで、これから自分がどう

 

生きれば納得がいく人生が送れるのか、

 

あらゆるユーチューバーさんの動画を見て

考えていた。

 

しんどくなったら眠って過ごした。

 

ダラダラ、ゆるゆる、ベッドの窓から青空を眺めながら

寝ころぶことはいいものだと思った。

 

 

わたし自身も、不動状態が少しづつ溶けて、

 

動こう

 

 

という意思が湧いてきている。

 

6月から何かやる気が出ず、ずっと不動状態だったので、

実に2ヶ月間ベッドで寝たきりの生活を続けていたわけだ。

 

 

ひたすら眠いときは、人生の上で変化が起こる兆しなので、

きっと自分においてもそうなのだと思う。

 

 

そして、自分自身も変わらねば、という思いが

飽和状態になりつつある。

 

 

以下、iPadのメモにかいたこと

 

 

 

洗濯と家を掃除してから作画をする。

 

 

無欲でいる。

 

 

 

読み手のことを思って丁寧に漫画を描く。

「誰を対象に見せているのか

どうしたら喜んでもらえるのか

 

 

自分という人間と、作品の

一番のプロデューサー、大ファンでいる。

 

 

自分超大好き人間になる。

 

 

 

1日で自分の愛する漫画を毎日描き続ける時間を

出来るだけたくさん持つ。

 

 

 

 

メモの全ては守るのが難しいと思うけれど、

 

これまで自分が何故どんよりしているのか、

「こんなもん」の存在で終わっているのか、

色々振り返り、あらゆるYouTubeを見て

これはいいやり方だな、と思ったことをメモした。

 

 

専業主婦のやるべきことはこなした上で、

自分のやりたいことに、

自信と愛着をもって、表現できればいいと思う。

 

 

こういう自分自身を振り返る時間、無でいる時間は

人生で必要である。

 

 

さて、この数日昼も夜中も

とにかくたくさん動画を見たが、

 

 

数あるYouTubeでも、一番わたしが腑に落ちた

動画が、外国の女性のライフ動画である。

 

 

「成功に関するパワフルな考え方」

についてシェアしている。

 

 

とてもチャーミングで聡明な女性である。

 

 

 

わたしはここで紹介されている「成功」の

意味の捉え方がとてもしっくりきたので

貼っておきます。

日本語訳があるのでご安心を。

 

 

 

m.youtube.com

 

 

 

 

成功はプロセスを愛することから始まる。

 

たしかに、「銀のノスタルヂア」を描いていた時、

そのプロセスはとても幸福であった。

 

 

その幸福感を、最近は結果を重視することで

忘れていたようである。

 

失敗ではなかった。

 

 

けして自分がやってきたことは

 

失敗ではなかったのだ。

 

描いているときに、あそこまで幸福で救われたのだから。

 

 

 

この数ヶ月は目先の欲に気をとられて

その大事な気持ちを忘れていたのだ。

 

 

 

そのように振り替えれたのも

無の時間があったから。

 

 

この三日間、子供の世話も家族のことも

考えずに過ごせたことを心より感謝している。

 

 

娘の保育園のお迎え時間を気にしたり、

買い出しに片付けをやったりしていると、

一人で自分自身と向き合って模索している時間が

一度中断され、とてもじっくり自分なりの答えを

見出すことはできなかったであろう。

 

 

そしてひとつ、自分なりにやっぱりそうかもね、

と認めたことがある。

 

 

それは

 

わたしが「稼げないタイプの人間」であるということだ。

 

 

この世には2つのタイプがある。

 

社会や生活のリズムに適合し、稼ぐことができる人。

 

 

もう1つが、

 

 

どうしてもお金がうまく稼ぐことができずに、

周囲に助けてもらう人

 

 

 

である。

 

 

 

ちなみに、わたしの周囲の人間は、全員

前者の「稼げる人」である。

 

 

それゆえ自分も同じ。。。と

思っていたが、今になって、どうやら自分は

全くそうでないことに気づいた。

 

 

 

ふらふら心の振り幅が大きく、鬱で激情型で

毎日同じ仕事をすることができない。

 

 

心屋仁之助さんのYouTubeをみて、

 

そんな人を

 

 

寄生虫

 

といっていたが、まさに自分はこれまで家族や夫の

血をチウチウと吸っていたヒルであった。

 

 

社会生活に適合できずに自分のやるべきことを

通した人物は歴史上でも沢山いる。。。

 

 

まず頭に浮かぶのがゴッホだ。

 

彼は絵を描くことで生きていたが、

周知の通り、生活費や画材は最後まで弟のテオに頼っていた。

 

 

また、宮沢賢治もその部類に入るであろう。

 

もちろん、教師になったりして職を得たこともあったが、

当時、60円も70円も入っていたお給金は

家には入れずに全て自分の趣味の本やレコード集めに費やしたり、

お金が必要な人や生徒へ与えていた。

 

本を作るにも、父政次郎の財力に頼っていた。

 

 

まず、生活能力が低い部類に入るタイプかと思う。

 

 

さて、女性でそんなタイプはいたかなあ。。。

 

 

これから令和の時代、

 

スピリチュアルの人たちは

 

 

女性がキャリアを積んで輝く時代だと

強く訴えている。

 

 

つまり、女性も、「稼げる人間」でないと

認めてもらえない時代が到来したらしい。

 

 

そう振り返ると、自分がこれから歩む道は

時代とまさに逆向しているではないか。

 

 

しかし、私にとっては、

 

漫画は自分の魂の救済措置であり、

自由に表現できる1番の場所でもあるので、

 

 

たとえ令和の女性が輝くキャリアをもつ時代に

ゆき遅れた、なんのキャリアも持てなかった

時代遅れの女でいいや、

という気持ちでもいる。

 

 

ただ、今まで自分をないがしろにしてきたり、

卑下したり、自信をもてなかったり、本心を言えなかったり、

「自分なんてこんなもん」と思っていた

不安ばかりを感じていた気持ちとは

 

 

丁寧に、今まで自己を見つめるきっかけを作ってくれて

本当にありがとうといって

感謝の気持ちでさようならをいいたい。

 

 

そうして、新鮮な空気を久し振りに吸いたい。